天狗のナンパ備忘録

都内で活動する駆け出しスト師の備忘録 人の道を踏み外さない事を念頭に性的な活動に邁進していきたい



ブログを書く時間が無かった。
というのは勿論言い訳にしかならない。
ストをやっていく上で反省や気付いた点、自分の考えを纏める為にブログを書くのは重要だ。
当日に書くことが出来なくても、なるべく日を空けずに書いていきたい。


少し前の話だけど、アポがあった。

前回のストで連絡先を交換したタトゥーの入っている背の高い子。
準即へ向けてのLINEのやりとりは思った以上に順調に進んでいた。
自分のどこのい食いついているのか判らないけれど、異常なくらいの食いつきが得られており、アポが決まる頃には半分は勝負が見えている状態に仕上がっていた。

当日の新宿は酷い雨だった。
髪も服も濡れてしまって憂鬱だったけど、相手が傘を持っていなかった事で、必然的に相合傘となる流れが出来たのは幸いだった。
スト師としてこれから成長するためには、ネガティブな要素というのも逆手に取れるようになりたいと思った。

入った先の居酒屋ではタイミング悪く対面の席となってしまったが、この時点で基本的には仕上がっていたはずなので食事を楽しむ事にした。
アルコールを入れすぎて余計な事を言わないように、相手の内側を引き出すよう会話をしていく。
(これからセックスする相手の歴史を知ると、自分的にはいっそう興奮の度合いが増していく)

家庭環境は特殊というほどでもないけれど、歩んできた道や、今立っている場所は非常にユニークな人生だと思った。
ストをしていなければ出会わないであろう人と、こうやって知り合えるというのはなんとも不思議なものだ。
事前のやりとりで判っていたが、外見に反したM属性の強さは尋常じゃないものだった。

雨も収まったので、会計をして店を出ようとすると多く出そうとしてくる良い子。
終電はとうに終わっていたので、歌舞伎町のホテルを探す。特に口説く文句も必要の無い感じだ。
週末でホテル難民にならないか心配だったけれど、無事に目的のホテルへチェックインする。

行為はそれはそれは激しかった。
自分はセックスにおいて特に特殊な嗜好は無いと思ってるんだけども、この子が望むセックス感というものも事前に聞けていたので、普段はやらないようなことを遠慮なくやった。
喉の奥までのイラマチオさせ、えずかせたところで首をギリギリな強さで絞める。赤くなるまで尻を叩き失禁させる。
高層階だったことをいい事に、窓を開けて顔だけ見えるように形にして髪を引っ張りバックで突く。。

おおよそ思いつくフルコースをやってみたけれど、自分としては表向き興奮する体をとっていたけれど、やはりセックスはイチャイチャするようなタイプのものが好きなんだと実感する。

全てを終えて眠りにつくと、言いようのない空虚な気分になってくる。
それは、あからさまな恋愛感情を隠そうもせず押し出してくる相手に対して、望むような虚偽の顔を作り、応えている自分への嫌悪みたいなものかもしれない。

隣で眠る彼女に心の中で謝罪し、頬にキスをして自分も眠りに落ちた。

前回の負けストから一週挟んでのスト。待ちに待ったリベンジの日である。
雨は心配だったけれど、暑さもそれほどでもなく、路上に立つには好都合な日だった。

支度にはいつも以上に念を入れる。持ちうる上限値までスペックを上げなければならない。
新調した服は自分に合っているだろうか?
私服とは違うスト用の服に身を包むと別の人間になったような感覚になる。

この日は池袋へと向かった。
サンシャイン通りは有名だし、駅付近や構内もやりやすそう。連れ出し先も豊富にある。
ただキャッチとの境界線や、危険なエリアなんかは分かりづらく、トラブルには十分注意しないといけない。

この日の声掛けは、これまで行きづらかった対象やシチュエーションへと意識的に行こうと決めていた。
すなわち「背が高い」「外見的な即系要素が無い」「イヤホンをしている」「信号待ちや人待ちをしている」などだ。
どれも自分の地蔵だった頃の遺産だったので、早々に駆逐しておきたかった。

サンシャイン通りへ向かった。
途切れない人の流れの中から、ある子が目に入る。
自分より明らかに素の身長が高いだけでなく、フェイクじゃない墨がチラチラ見えるオプション付き。

脳内でブレーキが働きそうになる。
しかし周囲の安全確認が出来たら動く。これが実践出来ないと結果なんて出ないからだ。

上からいくのも下からいくのも(身長的には下からだけど)しっくりこなかったので
ごくごく同じ目線で普通の口調で声掛けする。すると予想外に初々しい反応が返ってくる。

遠くで見るとキツい感じだったけど、近くで見ると思いの外話しやすそうな感じ。美人だった。
早い時点で相手との共通の話題が見つかり盛り上がれたのは良かったけれど、連れだしには至らず。
LINEバンゲしたので繋がるといいなと思う。

その後は定点や流しながら声掛けしていく。池袋を歩く子は、やはりどこかしら素朴な感じだ。
連れ出しまではいけないけど、反応も悪くなくて声掛けが楽しくなってくる。
段々と辛くなっていった前回のストとは対照的だった。

少し歩き疲れた頃に、駅前のドンキ前で「これぞ池袋」みたいな子を発見する。
頭に大きなリボンのカチューシャをつけていて、10代の読みそうな雑誌に出てくるテンプレートのようなコーデだ。

信号待ちで止まった相手へと、声掛けのタイミングを計る。
(交差点待ちの場合は、信号が変わって歩きだすタイミングで行くか、待ちの時に行くか判断に迷う)

今回は歩き出しのタイミングを狙い、角度と距離に注意を払って相手の目線に入っていく。

「雨降らないでよかったね」

ごくごく普通のテンションで話しかけてみた。
相手はかなりキョトンとして目を見開いていたけれど、イヤホンを外して反応してくれる。良い反応だ。
道路を渡る間に相手の服装をいじって笑い合い、相手に手招きして駅入り口あたりに誘導して足止めする。

上京したてで18歳の専門学生。寮住まいで彼氏はなし。顔は並だけどよく笑ってくれて笑顔は悪くない。
漫喫に行ったことがないという、スト師にとって優しいパスをだしてくれる。
携帯を充電したいとか、漫喫童貞を一緒に捨てに行こうとか、とにかくそんな理由付けで連れ出し。
途中、信号を渡る時に手を引いて渡り、その後に貝殻つなぎに移行。流れは良い。

ここで事案が発生する。

連れだし先に目星をつけていた所が満室であり、リサーチせずに入った漫喫がことのほか使いづらい。
明らかに人通りが多く階段付近という悪条件(スト師的に)
店員さんもよく分かってるなー。感心してる場合じゃないか。

個室に入ってからは、恋愛関係と夜の話で弄っていくけど、なんだか殆ど経験が無いっぽい感じ。
女の子によくある形だけのグダはあったものの、キスはOK。
予想外に大きかった胸もスムーズにいけたけど、下に行こうとすると、ここじゃ恥ずかしいというもっともな意見。
自分も場所グダがあったので移動を打診してホテルへ。
漫喫もそうだけどホテルも行ったことが無いみたい。

区役所近くにあるホテルへ向かう。
週末の池袋にある安ホテルはいつも混雑しているのが心配だったけれど、運良く1軒目が空いていてよかった。

部屋に入ってからはグダも無く無事に即。
この春まで高校生だった子なのでびっくりするくらい肌が若くて綺麗だった。

口でするのも初めてだったみたいで、ほぼ咥えるだけみたいな口使いが初々しい。
少し罪悪感を感じたけれど、自分の好きなやり方を教え込ませる。これが普通だよとか言った気がする。

挿入は少し手間取った。とても狭くてなかなか入らなかったからだ。
相手に苦痛を与えないように気をつけて奥まで進み、腰をゆっくり前後左右に動かす。
徐々に相手も良い反応を示すようになり、自分も絶頂へと向かっている事を自覚する。
最後は彼女へと腰を打ち付けるようにしてゴムをつけて彼女の中で果てた。
初めてという訳ではないみたいだけど終わった後も少し出血させてしまったみたいだ。

ベッドで色々な話を聞いていると、終電の時間が迫ってきたので二人でホテルを出る。
久々のセックスが原因でガニ股気味の歩き方になってた彼女を不謹慎にも愛らしく思ってしまった。

駅の改札まで送り届け別れる。
よほど聞こうと思ったんだけど連絡先の交換はしなかった。

見た目も普通で境遇も普通な子が、出会って1時間とかの相手と交錯する。
ナンパって不思議だけど、面白いなあ思った。

早くまた路上に出なければいけない

前回のストが坊主だった事は、小さくて大きな問題だった

ナンパで結果が出ない日があることは仕方がないと思う。
しかしそれはやるべき事をやった上での話だ。
「やるべきことをやれていない」で坊主だった事は大問題である。

自分がストを始めたのは今年の3月。新宿の路上に置かれた有機物だった。
(ひょっとすると無機物だったかもしれない)
寒空の下で半日ほど身体を冷やして帰ってくることを繰り返す週末の日
これは辛かった。本当になんで辞めなかったんだろうかと思うくらい。

危機感を覚えたのが5月。
藁を掴むような気持ちで流星さんに教えを請い行った。
そして別の世界への鍵をもらった。

その後に出た2回のストでは即が2回。バンゲした子とはアポで準即。
これまでとは想像もつかないような出来すぎた結果だった。
そしてそれは嫌悪して止まない勘違いと満足を無意識に形成し始めていた。

たった一度の坊主の日だが、恐れていたことはまさにそれ。
早急に改善しなければならないと思った。危機感と焦燥感があった。

初心の戻らないといけない。そう思った
座学で頂いた冊子を読み返す。メモを纏める。講習中の彼のオーラを思い出す。

鏡の前に立つと、今の自分がやらなければいけない事が見えてきた。
肝に命ずるべきは、彼に言われた事は全てやらなければならないことなのだという事実。
「出来ればやったほうがいい」ではなく「必ずやらなければならない」である。
勘違いや満足はここらへんを曖昧にする。

次の週末
本来であればストにあてる日のつもりだったが、丸一日かけて必要なことをやった。
美容室で髪を切り、新たな服を揃え、前回のストの声掛けで詰った部分を説き直す。

決戦は次回のストである。
つまりは…続くのである。





なんだか基本的に堅いし重いんだよなぁと思う。自分の文章。

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先週末に出たストを振り返ってみよう。
0バンゲ、0連れ出し、0即。オールゼロ。
つまりは坊主だったのだ。

これは率直に言えば、実力どおりの結果が出てしまっただけなんだろう。
W杯における日本代表のように。悔しいけど現実だ。
実力が無かった、運が悪かった、で済ませるのではなく、この日のストを客観的に振り返ってみたい。


声掛けを躊躇なく出来るようになってきたこと。これは講習後もずっと課題だったのでよかった。
ただ、まだどういう形で声掛けをするか迷う状況が多いので考えていかないといけない
(イヤホンをしていたり、人込みでスペースの無い場所だったり、明らかに待ち合わせな状況だったり)

反対に声掛けの仕方と中身は非常にマズかった。

相手との距離、視界に入っていく際の角度、声の大きさ。
まだ声掛け自体で気分が高揚してしまい、この辺に気をつける余裕が無かった。
(逆に声掛け前にこれらを注意しすぎてタイミングを逃してしまう事もあった)

しかし致命的なのは、話がつまらないということ。
見た目で合格点が拾えたとして、信頼関係を築く前の段階で必要な和みが出来ていない。

話しかける~良くないけど多少の反応ある~つまらない話~お互いの空気が冷える~自分から離脱する~
(駄目なナンパのテンプレみたいな。。。)

上手くいった前2回の即は、共通の話題や境遇を早い段階で拾えたのが大きかった。
どういう相手からも、そこを見つけ引き出せるのようになりたい。


今週末は時間がかなり厳しくてストに出られそうにないけど、空きの時間で出来ることをやっていこう。

前々回にストった時にLINEをゲットしていた子がいた。
当時の反応も微妙だったし、死番だろうと思ってメッセも送っていなかったんだけど、、ある時メッセを送ってみたら何故か良い反応。

基本的にストのゴールを即として考えているので準即とかはあまり考えていなかったんだけど、LINEのやりとりをしているうちに興味と愛着湧いてしまいアポを取り付ける。

当日
そこそこ地方な住まいの相手が到着して合流。
ネトナンをしていた時とは違って、ストで一度会ってる相手との顔合わせは初めてで新鮮だった。
記憶していたよりずっと可愛いし、服装も気合いが入ってる感じが伝わってきて嬉しくなる。

これまでのやりとりからすると、直で個室行きでもゲットできるだろうとは思うものの、なんとなく普通にデートをしたい気分だった。
相手と自分の共通なツボだったスポットで割りと本気のデートをしてからホテルへイン。

20になったばかりの子で肌も反応も若くてがっつりと2回戦。
ここ最近に寝た子は出会いから20分~1時間とかだったので、ある程度の段階を踏んだ相手との(一般的な?)セックスが新鮮だった。
会計も全て半分出そうとするし、付き合ったら良い子なんだろうなと思う。

相手の終バスの時間もあり、早めの時間帯に解散。
LINEに入った楽しかったメッセを読み、嬉しさと後ろめたさの両方の感情が湧く。
自分への言い訳作りをしないようにしようと思う。

スト師という道を歩む事を決めたのだから。


帰路であることを思い出して池袋で降りる。
講習中に流星さんから言われた「君は新宿か池袋だね」という言葉。
ストで立つ時は新宿に特化したような格好をしているのだけど、今日は多少落ち着いた格好だったのでここで声掛けをしてみたいと思った。

この街にはストとは関係が無いけれど、若い頃から色々な思い出がある。
良い記憶やらそうでないないものやらだけど、スト師として降りるのは初めてだ。

土地勘だけはあるので、いくつかの場所を見て回るけど、なるほどなと納得する。
意識して街の流れや女の子を見ていると、流星さんが指摘してくれた事を考えてみた。
ホス系やV系好きな子に適正があるのはなんとなく判っていたけれど、アニメが好きそうな層とかにも適正があるんだろうか。。

声掛けしてみると、判断するには思いのほか反応がよくてびっくりした。
普段は新宿でキャッチかホストにしか見えない格好だけど、今日はアポだったし多少落ち着いた格好だったのも良かったんだろうか。

数をこなすのは大事だと思うけれど、1つ1つの声掛けを雑にやってはいけないんだろうと思う。
テンプレートで数を撃てばあたる方式のナンパではなくて、目の前で話している相手と向き合うような声掛けとトークを心がけたい。
自己満足だしナンパはナンパなんだろうけど、やっぱり人と人のやりとりなんだという考え方は自分の中では大事だ事だし見失わないようにしたい。

短時間だったけど、1つのバンゲと今後のストにおけるヒントが見つかった気がする。
がんばっていこう。

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